7蔵の壱岐焼酎

「麦焼酎発祥の地」「日本遺産」の壱岐

九州北部に位置する「壱岐」は福岡(博多)から北西76キロメートル、佐賀(呼子)から北26キロメートルの玄界灘に浮かぶ周囲167キロメートルの「海の幸」「山の幸」に恵まれた緑豊かな島で、歴史的にも古代から大陸・朝鮮半島と日本との交易のルート上にあり、3世紀に書かれた中国の「魏志倭人伝」にも記載があり、歴史の舞台に登場しています。
一方で、日本と大陸の中間に位置し、古くから海上交通の要衝であり、国境の島で国防の役割も果たしてきたことが評価され、「日本遺産」の第1号に認定された島です。
詳しくは、日本遺産ポータルサイト内の国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~をご覧ください。

壱岐焼酎とは

壱岐は、高度100メートルを超える山地が占める面積は極めて少ない平坦な島で、長崎県で二番目に大きい穀倉地があります。
古代より、この地の利を活かした穀類作りが盛んだったことから16世紀頃、壱岐の風土と中国伝来の蒸留方法を活かした麦焼酎作りが
日本で初めて始まったことから、「麦焼酎発祥の地」と言われる由来です。
古来より、米麹1/3、麦2/3による壱岐独特の製法で麦の香りと米麹の柔らかな甘みと深い味わいが特徴の麦焼酎です。

壱岐焼酎は世界のブランド

平成7年、「壱岐焼酎」熊本県の「球磨焼酎」沖縄県の「琉球泡盛」の3地域が世界貿易機関(WTO)から地理的表示の産地指定を受け、世界に認められる焼酎となりました。
地理的表示の産地指定後10周年を記念し、平成17年に7月1日を「壱岐焼酎の日」として、日本記念日協会へ登録。
平成25年には、壱岐市議会での「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」の制定を受け、全国でも珍しい壱岐七蔵の焼酎をブレンドした「乾杯焼酎」を商品化し、新商品にも積極的に取り組んでいます。