壱岐焼酎とは
壱岐は、高度100メートルを超える山地が占める面積は極めて少ない平坦な島で、
長崎県で二番目に大きい穀倉地がある。
古代より、この地の利を活かした穀類作りが盛んだったことから
16世紀頃、壱岐の風土と中国伝来の蒸留方法を活かした麦焼酎作りが
日本で初めて始まったことから、「麦焼酎発祥の地」と言われる由来である。
古来より、米麹1/3、麦2/3による壱岐独特の製法で
麦の香りと米麹の柔らかな甘みと深い味わいが特徴の麦焼酎である。
壱岐焼酎は世界のブランド
平成7年、「壱岐焼酎」熊本県の「球磨焼酎」沖縄県の「琉球泡盛」の3地域が
世界貿易機関(WTO)から地理的表示の産地指定を受け、世界に認められる焼酎となった。
地理的表示の産地指定後10周年を記念し、平成17年に7月1日を「壱岐焼酎の日」として、
日本記念日協会へ登録。
平成25年には、壱岐市議会での「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」の制定を受け、
全国でも珍しい壱岐七蔵の焼酎をブレンドした「乾杯焼酎」を商品化し、
新商品にも積極的に取り組んでいる。
